第2章

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今日も気合を入れて頑張るという牧野と川霧。 俺は適度にやるかと座っていた椅子代わりの大きめな石から腰を上げた。 さあはじめようという時に声が聞こえてきた。 「あれ?なにかお楽しみでもしてるみたいだよ~。」 「ほんとだ。俺たちも混ぜてよ。」 「君たちどこの学校?」 どこのチンピラだ? あー面倒くさい。 早く消えてほしいんだけど。 俺はシカトと思ってたら、牧野が返事をしていた。 「遊びではないです。」 「遊びじゃないって~。」 これは実践に最適か? 何気に楽しいかもしれない。 どこの誰かは知らないけれど絡んできたのはあっちだ。 「俺たちと遊んでくれよ。どうせ暇なんだろ?真面目ちゃんまでいるし。いいじゃないか。」 俺は適当にやるとして。 問題は2人だな。 おれはコッソリ2人に耳打ちした。 『実践経験が目の前にある。やってみな。気合入れろ。あっちは経験豊富だからな。』 2人から“まじかよ~”と聞こえるがそんなことは知らない。
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