第4章

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川霧が自分の部屋に帰って行くと、牧野は俺にキスをしてきた。 普通なら毎日これだけされると重く感じるんだろうな。 軽くキスをした牧野は部屋のドアに鍵をかけた。 同じ男として俺にキスをした後の、牧野の下半身で反応を示しているモノでなんとなく感じてはいた。 牧野の限界は近いだろう。 よくここまで我慢したものだ。 俺の元に戻ってきた牧野は軽く抱きしめてきて今度は深く長いキスをしてきた。 しばらくして顔を離すと 「久遠。抱きたい。抱かせて。」 これでお前に余裕が出来るのか? 抱かせることによって何か変わるか? 必死に訴えてくるその目に答えようと思った。 「いいよ。抱きたいなら抱け。俺はお前を受け入れる。」 牧野は俺をベッドに押し倒し、服を剥ぎ取っていった。 お前は我慢しすぎだ。 自分の服も脱いだ牧野にまたキスをされる。 舌を絡め合い、俺を求めてきてるのを嬉しく感じた。 そのまま首筋にキスを落とした牧野がチュッと吸ったのがわかる。 「お前あまりあちこちつけるなよ。お風呂行けなくなる。」 「ここだけ。いい?」 「いい?ってもうつけただろ。他につけるな。」 わかったと言って牧野は愛撫を続けていく。
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