僕が音楽をつづける理由

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俺は考えてみますとは言って家に帰ってはみたもののミュージシャンにはなる気はないしそれ以前になれないのは百も承知だからそんなことしてなんになるんだと思った。 それ以前に自分は高校教師になりたっかった。今はそれもどうでもよくなった。成績もクラス最下位の常連だった自分が他人に物を教えるなんて寝言は寝て言えっていう思うがそれはもう3年も前の昔の話。もうそんなくだらないことはもう思い出すのはやめだ。 携帯から連絡がかかってきた。知らない番号だ。でないのは失礼なので出ることした。 「崎島です。依頼主さんから電話番号を聞いてたんでライブの予定入れておきました!晃希さん自分からは絶対に動かない方だと思ってたので感謝してくださいね。」 俺はこれを聞いて面くらった。彼女は見た目はいいが口が悪いし他人を陥し入れるのがどうやら好きらしい。 「なんで勝手なことするんですか?誰も僕が作った暗い歌なんか聞きにこないし頼んでません」 「私は依頼主に頼まれたとおり動いただけです。」 「依頼主って誰だよ!」 「ちゃんと逃げないでライブに出たらいいます。」 依頼主とやらに一言文句を言うために渋々受け入れることにした。 「やりますよ。死ぬ前の暇つぶしには丁度いい。」 そういって電話を切った。
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