愚者たちの大革命

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「そもそもこれがホントに正しかったのかいまだに俺はわからなかった」 その日の少年はまだまだセカイノことを知らな過ぎたのかもしれない。がしかし彼にとってはそれがその時は正しいと思って行動したのだろう。そして、そのせいで何万人もの死者が出てしまったのを境に少年は深い深い闇の中に行ってしまうことになる。 「いってきます」と楓は玄関を前に一人で行った 「今日も何もない日が続くのだろう」と一人だけで考えながら仕事場に行くことになった。 彼の職場はいわゆる福祉業界の介護職員である。 そんな楓はまだまだ入ってから1年もたっていないが正直この仕事が嫌で嫌で仕方なかったのである。もうじき30になる楓にとってみればこのままこの仕事をしなければ次の仕事がなくなりそうだからである。 そもそも楓は大学を卒業してすぐに就職が出来なかったのである。 それは簡単に言えば未曽有の大不況であるリーマンショックの影響のせいだったのである。 そのためただでさえ大学も普通以下の所、そしてコミュニケーションも何もなかったために彼は就職が出来なかったのである。 それから楓は何とかバイトや派遣をして、生活をしながら何とか29の時にやっとだが臨時職員だが福祉関係の仕事に内定をもらうことが出来た。 それまでの月日はなんと7年である。
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