第16章

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栞の立てたスケジュールは簡単だった。 自分が週末ショッピングするときの地図を北から南までそのまま使用したのだ。 従って栞にとっては目新しくもなんともなかったが、それ故新しくできた店や週末にプライスダウンしている店も頭に入っていた。 そして、今日はそういったところを重点的に選んで入っていった。 「なに?! 今日安くなってるの? シオリ、あなたがわたしのためにしてくれたのじゃないわよね!!」
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