第16章

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ファッションビルのとある店で、エステラのテンションは急激に上昇した。 「なに、これ。ふわっふわでかわいい!」 その店はスィーツのようなパステルカラーと柔らかい着心地で有名な、ルームウェアのブランドだった。 エステラが知らないのは不思議だったが、スタイリストがついているのはステージとプライベートの外出着ということだから、ルームウェアは守備範囲外なのかもしれない。 「部屋着なの? そうよね、外に来て出る感じじゃないものね。それじゃあ、着る時がないわ。残念」
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