Scrap 序章

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Scrap = 屑鉄 瓦礫の中から探し出すとある男の人。 いつもより安いような不用品のものが山のように、置かれているその中で、血を流している。 『た す け て く れ』 そう口パクしながらも、必死に堪える大量の血。 それを見て私は知らない彼に近づく。 身長は大体170ぐらいで、綺麗な茶色、耳にピアス、イケメンの顔、それを見た瞬間。  私は頬に怪しい笑みを浮かべた。 ―"貴方はそんなところでこんな嫌な事をされてそうとう散々だったのかもしれない。 だったら、私が教師にしてあげましょう?" そう言うと男はカクンと頷いた。
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