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「…もしかしてあの飴って…」
恐る恐る聞いてみると嬉しそうな笑い声が聞こえてきた。
もうその笑い声で分かってしまう。
さすが、サイエンティストでずば抜けている中の1人だ。
「そう!なんとあの飴は透明人間になれる不思議ーな飴なんだよ!すごいでしょ?」
「で、なんで説明ないんですか!?俺ビックリして部屋飛び出したんですけど!」
言ってしまった後でちょっと言葉が違う気がしたがまあいいか。
とにかく原因が分かったならどうにかしてほしい。
このままだといろいろと…任務とか授業に支障がある。
「今日は特に何もないでしょ、キミ」
「え?いや授業とか任務…あ」
そうだ。今日は何も用事がないからゆっくり部屋のことや鍛錬でもしようと思っていたんだ。
「…ありゃ?問題ない?」
「…あれ、解決した?おーい?まぁ、1日だけだから楽しんでほしいなー!」
「あ、ちょっと!」
切られた。
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