リベンジの冬、バレンタイン。

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*** 「……あんたにしてはだいぶ大胆な計画ね」 浅黄はもともと大きい目を見開いて私を凝視した。 「きゃっ、客観的な意見が欲しくてっ!それでメールしたの!」 頭に思い描いていた考えを口に出したことで、より恥ずかしくなって慌てて誤魔化すように顔の前で手を振る。 実は昨日の夜、これが相談したくて、浅黄にメールしていたんだ。 「まぁ……福原なら喜ぶんじゃない?あいつ、ムッツリっぽそうだし」 「ムッ……!」 浅黄がニヤッといやらしい笑みを浮かべる。
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