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そんな私の様子を見て、浅黄がまた呆れたように笑う。
「ほんと、1年も経ってるのによくそんなにベッタベタ出来るもんだと感心してるわ」
「へへ、ありがと」
「褒めてないから。あんたそういうとこ、福原に似て来てるね」
「えへ、そうかな」
「照れるな、褒めてないから」
照れながらふと、腕まくりしていた浅黄の腕に目がいった。
「寒くないの?」
そう言うつもりだった、のに。
「浅黄、冬もちゃんと処理してるの!?」
綺麗すぎる浅黄の肌の方に目がいってしまった。
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