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僕はどこに理性というものを落としてきたんだ 美瑠ちゃんが怒るのも当たり前だよね 「美瑠ちゃん、ごめん」 「…私だって… 溢れちゃいそうなんですからね 欲張りになっちゃってるし 麻人さんは行き帰りに運転しなきゃだし 仕事だって忙しいし 平日はなるべく我慢しようって…」 え、美瑠ちゃんなんの話? 「こっそりキスしちゃったり 抱きついて寝ちゃったり それだけじゃ足りなくなっちゃうなんて 贅沢だってわかってるんです 体調管理も私の役目だし 無理してほしくないけど 私だって…」 「私だって?」 僕の目を真っ直ぐに見上げてる美瑠ちゃん 押し倒した状態で見下ろしてる僕 なにが起こったのか一瞬わからなかった 「私だって…麻人さんが足りないんだから…」 我に返った僕は 何が起こったのか考えた 今、美瑠ちゃんから、キス えー、そうだよね 今美瑠ちゃんからキスだよね 僕が足りないって えー、マジで これは、イチャイチャのお誘いだよね だよね 「もっといいよ 美瑠ちゃんがしたいことしても」 「…もう無理です…心臓破裂しそう」 駄目だー、可愛くて堪らないよ 僕はおもいっきり抱きしめた 「今日の夜、僕でいっぱいにしてあげる」 「…よ、宜しくお願いします」 美瑠ちゃん 君は最強だよ
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