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「寂しくて死にそうだったけど
声を聞いて生き返りました」
「僕は半分死んでる
美瑠ちゃんに触れられないから
あとまだ10日も触れられないなんて…」
麻人さんも同じ気持ちで居てくれたんだ
私ってチョロいなぁー
麻人さんの言葉だけでこんなに安心しちゃうなんて
「私もですよ…早く麻人さんに触れたいです」
「今すぐ帰る」
「ちょっと麻人さん、駄目ですよ」
「冗談でーす」
「からかってます？」
「可愛いんだもん」
うぅーん、そんな麻人さんの方が可愛いんですけど
「帰ったら、よろしくね」
「はい」
「わかってる？」
「はい？」
ご飯とかの事だよね
「今のうちにしっかりと寝とくんだよ」
今のうちに？
…今の…うち…
え、
「真っ赤になってる美瑠ちゃんの顔見れないのが残念
あ、テレビ電話にする？」
「しません」
「あー、仕事戻らなきゃ
戻りたくなーい」
「お仕事全部終わったら…
たくさん甘えて下さいね
…私も、たくさん甘えますから
覚悟、しといて下さいね」
「美瑠ちゃん
この後悶々としちゃうじゃん」
「参ったか」
「…参りました」
くぅー、大好きだー
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