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「彼女さんですか？」
「え？」
「めちゃくちゃ幸せって顔してらしたので」
「仕事中にすみません…」
「内緒にしときます」
「ありがとうございます」
「どんな方なんですか？」
「可愛い人です」
「即答ですね」
「でも、仕事の面では鬼なんです
そこがまた可愛いんですけどね」
「この仕事も彼女さんの説得があったからですか」
「背中を押されたのはありますが
魅力的な仕事でしたのでお引き受けしました」
「窪田さんの事、もっと知りたいなぁ」
「えっと、それは？」
「ん？
それは、じっくりゆっくり深く濃厚な時を共に」
「彼女に誤解されるような事はしたくないので」
「ふふっ、仕事の話ですよ
正直言って窪田さんは男としてタイプではありません
私にも最愛の彼が居ますので」
「僕で遊ばないで下さい」
「清々しい程に彼女大好きオーラ出してるから」
「悪かったですね」
「羨ましいだけです」
「仕事に戻ります
さっさと終わらせて彼女に会いたいので」
「こちらとしても助かります
宜しくお願い致します」
担当の安田さんにはその後もからかわれまくった
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