1 回目『ワープ靴』のあとがき

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そうですね。 いや、アイテムの中にスーツと時計と靴。 実は時計を題材とした作品がストーリーとしてストックしてあるんです。(出だしだけですが) したがってここでは使いませんでした。 スーツに関してはそうですね、はっきり言ってネタが思い浮かびませんでした。 そして靴。この文字を見た瞬間にこのようなストーリーが生れました。 おそらく、今放送しているアニメ『僕だけがいない街』からヒントを得たと考えてます。 あれはループ……簡単に言ってしまえば過去と現実を行き来して未来を変えるというストーリーです。私は主人公の逃走を見て毎回思うことがあります。 ワープできたらなお逃げ切れるのに、と。 そんなこと考えてたからループとワープ間違えて書いたのかも知れません。 さて、このストーリーで難しかったところは、ストーリーの流れから結末まですぐに出てきたのですが、靴がSFであるようにするにはどうすればいいのか?……という部分が出てきました。なら、ワープした主人公が土に埋まる理由を考えればいいのか。そこで考えたのです。 彼の友人による主人公の父親に対しての金を騙した恨みをこの靴に込めてしまえばいいんだと。 そして主人公が気に入った際に主人公の父親に報告。 主人公とその父親が揉める。 しかし主人公の欲望がプライドに負けて靴を履いて土に埋まる。友人の復讐劇の終了。 こんな感じに裏ストーリーを考えればよいと思ったのです。 だって友人が彼のぴったり合う靴なんてわざわざ用意したいと思いますか?それにもし主人公のために作るならワープの調整機能とかも作るだろうし、主人公の父親にも注意を言うと思いますが、このストーリーには書いてませんよね。 そして出来上がったのがこのストーリーなのです。 このストーリーをお読みいただき本当にありがとうございます。 レビューは禁止ですのでご了承ください。その代わりにページコメントに感想など記してください。必ず読みます。
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