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私はこの日、この本を借りていくのだった。 そして帰って 本を読む。
三日かけて読破する。
恋愛小説かと思ってたが、推理も絡んでる。
内容はこんな感じだ。
『 図書館に行った主人公が本を借りに行ったら反対側の女の子が本を落としていたらしい。
何のためにやっているのか、探すべく彼女のいた本棚で待つ。
また、その日には反対側の本棚から本を落とされた。
主人公は考えた。
端の本棚なら落とすことができないのではないか。
端の本棚に行く。
後ろ側で人の目線が集まる。
「あの。あなたが大好きです」
主人公は考えて見た。今気がついたら、毎回落とされる本の頭文字が『大好き』というメッセージに。
私は気が付けばこの女の子のことが好きになっていた。
来る日も来る日もその日から彼女と会った。そして付き合ったのだ』
私は分かった。あの子はストーカーじゃなかったんだ。
私のことが好きだったんだ。
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