目覚めたら異世界。

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別に普通の日であった。 晩飯の豚カツを食べてテレビをみたり携帯をイジッタリしてから、風呂に入ってから寝た。 無味無臭の1日であったはずが… 悪夢をみたワケでなく起きる直前は優しくやわらかい光りをみた。良い眠りで良い夢だったのに… 「あれ?ここはどこだ?」 目を覚ました僕は見知らぬ部屋にいた。壁と天井、床は白くベッドも白い。 「ダブルベッド?」 夢?現実?前日に深酒は…してない…呑んでないし…記憶を辿るがこの部屋に思い当たる記憶も断片もなし。 五分ほどぼぉ~と現実逃避をしてから僕は動きだした。 「僕の部屋より天井が高くて広いし、ベッドもダブルで豪華だけど殺風景な部屋だな。」 ベッドは部屋の奥に置いてありそばには窓が1つ。外は裸の畑?なにも植えられてはいない。 窓の反対側(正面の壁)には大きめな扉があり、ベッド側からみて右側には小さめな扉が2つ。(正面左の壁) 直感だが正面の扉は他の部屋に通じる扉だと感じ、小さめの2つの扉を開けてみることにした。
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