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休みの日に莉乃は康介と一緒にデパートに出かけた。
一緒にデパートの中を楽しく腕を組みながら、買い物を楽しむ。
そんなときに一人の若い女性と出会う。
康介の顔色が青ざめている様に見えた。
女性の方はニヤニヤと笑いながら、康介と私の元へとやってきた。
そして、康介と莉乃の顔を交互に見て話し出す。
「康介、昨日はお疲れさま、あなたの夜の相手は本当に大変なのよね。奥様も大変じゃないかしら、康介って何回も求めてくるんですものね。私の身体が持たないわ。家でもそうなのかしら」と平気な顔で言う。
康介は顔を真っ赤にして
「おい何言っているんだ。人違いじゃないか。俺はお前なんか知らない。変なんことを言うと警察を呼ぶぞ」と脅すように言う。
相手の女性は、それでも顔色を変えずに、
「何言っているのよ。私とあなたの不倫関係、奥様にお話しした方がいいんじゃないの。だって康介奥様と別れて私と結婚してくれるっていつもベッドの中で言ってくれているじゃないの」と女性の方は、ヒステリー気味に言う。
康介は、「何言っているんだ。ゆかり」と言った後に康介は口をつぐんだ。
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