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今更、優と会ってもね。
仕方なく、同窓会に行くことにした。
まぁ、今後も同窓会に出ない訳には行かないからね。
覚悟を決めるしかないか。
それに、婚約者と来るなら私と話さないでしょ。
美羽『そろそろ帰ろうかな。弥生、駿帰るよー』
あ、寝てる。
二人も抱き抱えて帰るのは無理だな。
美羽『一人ずつ抱えてくからまた、後で来るね』
雅人『一人、俺が抱っこしてくよ』
と、雅人さんが言ってくれたので甘えさせてもらうことにした。
雅人『珠実、お節介でごめんね。でも、美羽ちゃんの事一番考えてると思うよ。俺は美羽ちゃんにだけは勝てないと思うんだよね』
美羽『そんなことないですよ。雅人さんの事凄く好きですよ。付き合った頃なんてノロケばかりで。珠実の言うこともわかるんです。でも、今はそういう時期じゃないと思うんです。それに、この子たち人見知りだから』
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