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「きゃーーーっ!!  ねぇねぇ、積もってるよぉ!雪!!」  はしゃぐ声と、  凍え死にそうな冷えた空気で、俺は起こされた。 「・・・凍死するって。  窓、閉めろよ。」  そう呟いて、布団を頭からかぶる。 「起きて起きてっ。  すっごい雪景色だよ!」  ぼすん。と、俺の上に馬乗りになった彼女は、  遠慮なく布団をひっぺがした。  いやいやいや!!  マジで、凍死するって!! 「早く外、行こっ。」  クローゼットの奥から、  次々とコートやらマフラーやら、手袋やら、防寒具を取り出す彼女。  たかが雪に、テンション上がり過ぎだろ。  
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