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メイリンが頬を染めている。
ジークがわなわなと震えた
「まさか」
「やってません」
「妹が一目惚れしたそうだ。もちろん正妃でないと許さないが、どうだ」
王子は一生懸命考えた。
これ質問の形だけど、選択肢無くね?
ブンブンとうなずく。
まあいっか、可愛いし。
「竜族は水に関しての能力が高いが妹は根に影響を与える。もし泣かすならば根腐れするぞ」
「根……?」
「男の」
竜伯は笑っていたがジークは口を抑え、王子はムンク顔。
「くれぐれも幸せにしてやってくれ」
「はい!必ず。男にニホン、いや二言はないですから!!」
黒竜は旋回して空に消えた
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