第四回【Rの根】

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メイリンが頬を染めている。 ジークがわなわなと震えた 「まさか」 「やってません」 「妹が一目惚れしたそうだ。もちろん正妃でないと許さないが、どうだ」 王子は一生懸命考えた。 これ質問の形だけど、選択肢無くね? ブンブンとうなずく。 まあいっか、可愛いし。 「竜族は水に関しての能力が高いが妹は根に影響を与える。もし泣かすならば根腐れするぞ」 「根……?」 「男の」 竜伯は笑っていたがジークは口を抑え、王子はムンク顔。 「くれぐれも幸せにしてやってくれ」 「はい!必ず。男にニホン、いや二言はないですから!!」 黒竜は旋回して空に消えた
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