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ケイちゃんが仕事を終えて帰ってくるのは夜20時 溺死に失敗して目を覚ます頃には彼は仕事を終えているんだろうか そんなことを考えながら湯が溜まるのを待つ。 『 コンビニのシャンプー嫌いなんだけどなー...』 そんな独り言すらこの広い部屋では寂しく思える。 『 なんでこんなに好きなのにケイちゃんはずっと一緒に居てくれないんだろ? 養えるだけの蓄えは有るんだけどなあ...』 どこで何をしてても頭の中はケイちゃんでいっぱいなのにさ なかなか甘えてきてくれない彼に思いを馳せては シャツに手をかけた
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