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連絡も無しにケイちゃんの家に行けば彼はまだ帰ってきてなかった。
『 厄日すぎるよ本当に、もういっそここで何か死に方試してみようかな』
普段なら既に家に居るはずの彼が居ない事に寂しさを感じては自殺しようとするものの手元にあるのは財布と携帯だけで
方法が思いつかなかった。
『 なんでこんな日に刃物も持ってないのかなぁ』
少し落ち混んで床を見つめてはなんと無しに視界に入った自らのベルト。
『 これ使えるじゃーん!!やだやだ運が向いてきたのかな!?』
マンションの廊下で騒いでたら誰かに頭叩かれた。
誰だよもう。
「廊下で騒いだら近所迷惑」
聞き慣れたその声は何だか胸に染みたんだ。
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