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「何だろうな?」
彼は首をかしげる
「どうした?」
同僚の店員の光秀が声をかけてきた。
「今の電話、
出前の電話だったんだけど、
『ずっと待ってるから』ばかり繰り返して言っていたな」
「よほど腹がすいたんじゃないのか」
「子供なのかな? 子供ではないと思うけど」
「何だろうな?」
「そんなことを気にしていたら仕事は出来ない」
「それもそうだな、
修三」
修三は食器を洗い始める。
食器を洗い終わると光秀に盛り付けを任せる。
修三は自動車に乗り、
出前のそばを届けに出かけることにする。
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