始まりの終わり

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「まだ生まれてないでしょうね!?」  登場したのはヒナの親代わり、ではなく親友の唯で彼女の隣には番犬のトモもいる。 「いや、どうしても行くってきかなくて」  困り顔で弁明するトモに「当然でしょう!?」と唯は吠えた。 「どうして佐々木が付き添ってあたしがダメなの!? ありえないわ!」 「はい? そこ!?」  子供が生まれる、というときはこんなものなんだろうか?
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