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「じゃあ僕いきますね。」
階段を登り始めた比舎さん。
「階段何段あるんだよ、お前次数えてきてくれないか」
達磨が真栄城に言う。
真栄城は見た目がイケメンだが、今は
比舎と同じ
地味で冴えない。
「……誰ですか、あなた。」
「達磨 貊だよ。自己紹介してなかったか?」
「だるまだよなー」
と、堂角田が達磨を馬鹿にした。
達磨は静かに振り向いて食いぎみに堂角田を見た。
堂角田はその様子をみ、あちゃーと
いった察知し、嘆いた。
「お前……堂角田って言ったな。
これからお前は俺の敵だ。」
「かんっぜん地雷ふんだなあ」
けたけた笑う東奥。
「ま、まぁ……僕が次いくよ。」
と、堂角田を盾に学習したようで真栄城がぼそっとつぶやいた。
「あー、頼んまっさ」
「威嚇はやめんか」
むぎゅと、印牧の口に手をいれた東奥。
「おっちゃん、喋りすぎや」
むぎゅむぎゅとおののく印牧。
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