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「お前はいかないのか」
と、印牧がきく。
「うちは宇留賀の味方や、友達は最後の最後まで信じたいもんやし。
警察と違って。」
東奥の説得力のある発言に、
歳桃が拍手する。
「素晴らしいわ!」
「なんや、おばちゃん」
すると、モニターに映り出されたのは、
比舎、小鳥遊、 堂角田、 日月、柘植野の姿があった。
比舎がカメラを見つけると、
手を大きく振り、
「みなさーん、見えますかー!」
小鳥遊は何やら座り込んでいる。
それを気にかける様子の日月と、
手持ちのリュックから医療箱をだす柘植野の様子が見えた。
「大丈夫なの~?あれ」
歳桃が言うと、
比舎はそのまま、
「僕らこれからいきますね!」
するとまた端から、警察、印牧の姿がみえた。
「印牧さん、いきましょう。」
「あぁ。」
小鳥遊を気遣いながら小屋へ足を運ぶ姿があった。
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