0人が本棚に入れています
本棚に追加
「私、宇留賀 冏がマスターです。
この四十住豪、祖父の遺産をめぐる戦いは
すごいものになるでしょう。
これからみなさんには箱の中身を探って
頂き、もし当てる事が出来れば、
その方に10ポイント加算されます。
では二階へ上がってきてください」
「はあ~い、私1番~~」
そう言ったのは歳桃 歃嘉。
髪をねじりながら高いハイヒールで階段を登る。
腕捲りし、覚悟して
腕を箱の中に。
「なんか毛……?猫かしら……」
動物嫌いな横周り大きい我如古 黌が
首を振る。
数分立つと、何かわかった様子で
箱から手を離し、ご機嫌そうな歳桃 歃嘉。
「私はもう結構。じゃあお次の方どうぞ~?」
と、階段を斜めにして下りる歃嘉。
最初のコメントを投稿しよう!