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あまりにストレートな言葉に、頬が一気に熱くなる。
その熱を隠すように両手で頬を覆った。
「まあ、今でも十分綺麗だけどな」
なんて、やさしく微笑みながらさらに恥ずかしくなるようなことを言うから、頬どころか耳や首まで熱くなったのを感じる。
ああ、もうそういうことは言わないでほしいよ。
お世辞だとしても、蕾斗さんに言われると胸がドキドキと騒ぎ出すし、身体もどんどん熱くなってしまう。
あまりの恥ずかしさに蕾斗さんの方を見れなくなって俯いた。
「相変わらず熱いよなぁ。一応俺らの結婚式なんだけどな」
その声に、慌てて顔をあげる。
「れ、蓮さん!」
いつの間にか蓮さんと紗羽さんが目の前にいた。
「蕾斗と理彩ちゃんの周りがピンク色に見えた」
クスクスと笑いながらそんなことを言うから、さらに頬の熱を上げてしまった。
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