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コンコンッ……
ノック音とともに入ってきたのは、式場のプランナーさん。
「そろそろいいですか?」
もうそんな時間なんだ。
「はい」
航くんと柑那ちゃんが出ていって、あたしもプランナーさんについていこうとすると、蓮にグイッと腕を引っ張られて。
「んっ」
勢いもあってか、ぶつかり合うように唇が重なる。
「紗羽、一生の思い出に残るような、素敵な結婚式にしような」
蓮はそう言ったけれど、あたしは蓮が隣にいてくれるだけで満足。
だからどんな式でも素敵な結婚式になるよ。
「うん!」
蓮にそう返事をして、またキスをかわした──

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