~SFの場合~

3/9
前へ
/24ページ
次へ
20XX年。 ロボット社会が進み、ロボットは飼育物にまで成長した。一般家庭が買えるような値段になり、1世帯に1体はロボットを持っていてもおかしくない時代。 そして、そんなロボットたちを育てる家があった。 矢川 翠。21歳。女子大生。 一人暮らしの彼女は、バイトとして、ロボット会社から預かったロボットを育てる仕事をしていた。育てる、といっても、必ずしなければならないことは充電くらいで、特にすることはない。1体立派に育てるには、約3ヶ月かかるが、毎週末簡単なテストをしてやり、その結果を記録するだけだ。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加