中3
5/9
読書設定
目次
前へ
/
15ページ
次へ
「おう。」 と手をあげた。さちも小さく手をあげた。不安げだ。恥ずかしいのかな。大丈夫だよ、ちゃんとあげるから。 今まで僕と接するときのさちは、あくまでもマネージャーで、しっかり者のお姉さん的存在だった。多分、さち自身も意識してそのようにふるまっていた。 「ボタン…。あげちゃった?」 さちは笑顔を作って言った。 え? 僕は自分の胸元を見た。 えぇっ! 無い!ボタンが無い!!
/
15ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!