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「そうだネー。最近、徹夜もあったし気晴らしも必要かな」
「ヴっ、本当にすまん」
満月くんの笑顔が…怖い。
実は2、3日前に書簡の一部が紛失して総動員で探したという事件があった。
で、結局どこにあったかというと他の資料に紛れて手元にあったという。
ホント迷惑掛けて申し訳なかったわ。
「他の人も呼びますか?頭様」
「あー、どうするかな。まぁ、多い分には構わないか」
きっと大荷物になるだろうから手伝って貰えたらなぁなど考えていたわけで、この後、城下で一騒動になるんだが、それはまた別の話である。
「よし、そうと決まればちゃちゃっと仕事終わらせるか」
午後の予定が決まった所でおもむろに気合いを入れる。
「王ー、頑張れー」
「他人事だな」
「他人事だしね、実際」
「だよなー。昼までには終わらせてくるわ」
中庭に2人を置いてオレは執務室へと戻るのだった。
で、仕事はというと昼前までに全て完了出来た。
仕事が捗るって気持ち良いなとか思ったが追加されるのは嫌だったんで口にはしなかったーー。
fin
駆け足での尻切れな終わり方で申し訳なく…次にお借りする時にはっ!!もっとらしさが出せればと。
満月さん宅の満月くん真珠星様宅の真珠さんお借りいたしましたー!ありがとうございましたー
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