70人が本棚に入れています
本棚に追加
待って待って待って待って、待って!?!?
「あー、了解。じゃあまた月曜日ね!」
「おう、またな。お疲れさん」
特に驚くこともなくサラリと返事をすると、咲子は軽く微笑んだあと手を振り歩き出す。
その後ろ姿を見送りながら、私は完全に放心していた。
意味が。
分からない。
「……真尋?行くぞ?」
「………………」
モンスターでも見るような目で仁科君を見てしまう。
だって。だって、ねぇ?
何が一体どうなってるの?
なんで?
これしか出て来ないよ。
なんで、私??
最初のコメントを投稿しよう!