序章

3/5
前へ
/10ページ
次へ
【7月31日】 潮の香りがする…結局俺は来てしまった。 夏休みに入り余りにも暇だった為…俺はゲームに参加する事にした♪鬼ごっこをやって26億は美味しい話だ♪ 港に入り少し進むと夏だと言うのに… 黒いリクルートスーツに身を包んだ男が声をかけて来た。 「佐野様ですね」 「はい…まぁ…そうですが」 「私ドク様の使いの者です…どうぞこちらへ皆様すでにお待ちです…」 「やっぱり(-"-;)」 「はい…一時間半も遅れれば当然かと…」 「ですよね…」 俺は黒服の後ろに付いて歩いた。 港の先には大型フェリーがあり…男はその中に入って行った。 男はどんどんと進んで行き、デッキから中に入って、少し進んだ部屋の前で止まった。 「こちらでございます…」 「あの…入り辛いんですけど…(-"-;)」 何か遅刻して教室に入る感じだ…。 「仕方ありませんね…」 男は扉を空けた。 「佐野様がお着きになりました」 中は教室のようになっていて机と椅子が並んでおり…同い年位の人から中年の人まで様々な人が座っていた。 全員が後ろむいた…。 「すいません…遅れました」 教壇には黒いスーツに女教師風の女が煙草を吹しこっちを睨んだ。 「君の席はそこだから…座れ!」 うお~い⁉いきなり命令口調かい⁉ 「よし!全員揃った所で説明を開始するぞぉ~!注目!」
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加