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【7月31日】
潮の香りがする…結局俺は来てしまった。
夏休みに入り余りにも暇だった為…俺はゲームに参加する事にした♪鬼ごっこをやって26億は美味しい話だ♪
港に入り少し進むと夏だと言うのに…
黒いリクルートスーツに身を包んだ男が声をかけて来た。
「佐野様ですね」
「はい…まぁ…そうですが」
「私ドク様の使いの者です…どうぞこちらへ皆様すでにお待ちです…」
「やっぱり(-"-;)」
「はい…一時間半も遅れれば当然かと…」
「ですよね…」
俺は黒服の後ろに付いて歩いた。
港の先には大型フェリーがあり…男はその中に入って行った。
男はどんどんと進んで行き、デッキから中に入って、少し進んだ部屋の前で止まった。
「こちらでございます…」
「あの…入り辛いんですけど…(-"-;)」
何か遅刻して教室に入る感じだ…。
「仕方ありませんね…」
男は扉を空けた。
「佐野様がお着きになりました」
中は教室のようになっていて机と椅子が並んでおり…同い年位の人から中年の人まで様々な人が座っていた。
全員が後ろむいた…。
「すいません…遅れました」
教壇には黒いスーツに女教師風の女が煙草を吹しこっちを睨んだ。
「君の席はそこだから…座れ!」
うお~い⁉いきなり命令口調かい⁉
「よし!全員揃った所で説明を開始するぞぉ~!注目!」
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