第5章
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と、突然今日も元気な千尋が、私の背中をどん、と叩いてきた。 「ランチだよ、ランチ! ひゃっほう。朝抜きだったからお腹空いた~。早く食べよ」 彼女はお弁当の包みを、私の机の上に広げる。 そして前の席の椅子を、反転させてそこに座る。 「今日のおかずはなっにかな~」 「……元気だね、千尋」 「なに、好乃は元気じゃないの? ……そうね、確かに。最近精気抜かれたような顔してる」
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