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この目の前にそびえ立つ城…いや学校
市街地から離れた場所にある【私立有久学園】
ここに通うほとんどの生徒が金持ちの息子達。もしくは裏の世界の息子達。
エスカレート?エスカレーター式だから幼稚園から大学まで行けるとか。
一般ピーポーなんてほんの一握り、いや一粒位。
その一粒になる為に俺は血を吐くほど(実際は吐いてないケド)勉強した。
あぁ、あの頃が懐かしい。
「岳置いてくよ~」
「ちょ、待って」
俺の名前は佐山岳ーサヤマガク
ガックンって呼んでね♪
で俺の事を呼んだアイツは佐山陸ーサヤマリク
あっちはリックンて呼んでね♪
何を隠そう俺達双子!!しかも一卵性!!
陸の方が髪の毛長いから耳隠れてんだよ。俺達判別したい時は耳を探すべし。
「じゃ先に行くから」
「ごめんなさい、お兄様」
脳内説明中だったのに。
聞いての通りリックンがお兄様。怒ったら怖いんです。
俺は陸を追いかけた。
さぁこれからどんな生活が待ち受けているのか楽しみだな♪
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