プロローグ

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与一 「…なんで?」 神 「えー…今回与一様が担当していた運命を、別の方に入れ替えまして…で、与一様が地球に転生した場合、生前と同じ運命になるんです。つまり同じ運命の持ち主が2人になってしまうんです。それだと上司に怒ら…んん゛っ…またイレギュラーが発生してしまうのです」 今上司って言った? 怒られるって言おうとしてなかった? 与一 「まぁ…そっちの事情はどうでもいいとして…つまりは別の世界に転生するって事でいいの?」 神 「はい…そうなります…」 ふーん…ま、別にいいんだけどね… 地球に未練は…まぁアニメと漫画の続きぐらいだし… ハードディスクに見られたくないものは…特に無いな 与一 「その転生ってさぁ…何かくれたりするの?」 神 「はい。お望みの物を…」 与一 「なんでも?」 神 「なんでも、です。閻魔ちゃんがそう言っているので」 あ…存在忘れてた… 俺が閻魔様を見ると、涙を堪えながらこちらを見ていた 閻魔 「なんでもいい…なんでもあげるから…許して…」
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