彼女との再会

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 その瞬間が気持ち良い、 と僕は思った。 でも、 彼女には何もしないでされるがままだということに気が付いた。 瞬間の前の兆しがたたまらなく良いと思う。 「水泳部で鍛えればもっとすごくなれるわよ」彼女が笑顔でそう話す。 僕も笑顔になるのを感じる。 彼女が僕を教室の壁によりかけさせて、 彼女の脚を広げて押しつける。 大事なところが触れ合い、 ない物にある物が入り補い合い一つになった。 彼女が過激な水着姿だけでなく、 することも過激だと思い怖くなる。 でも気持ち良いのでそのままにする。 僕は逃げない。 「素敵ね」彼女が僕を見てそう言う。 僕は彼女と一緒にいられるだけで良いと思う。 僕は狂っているのかもしれない。 でも彼女はもっと狂っている。 寸前で彼女が僕を外に出して瞬間を迎える。 僕は彼女と一緒に終わった。 水泳部の練習中でも僕は変なことを考えなくなった。 水泳部員の娘たちに視線を向けることがなくなり、 僕自身の水着姿を娘たちにわざと見せることもなくなった。 僕は興奮しなくなった。 でも、 彼女と一緒に補い合う時は別だ。 興奮しまくった。 僕は彼女の水着の中身を見てしまったので他の娘の水着姿を見てもその前より興奮しない。
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