3人が本棚に入れています
本棚に追加
彼女が面白い娘なので僕も嬉しい。
水泳部の練習に参加するのが、
楽しくてたまらない。
「男子ってはかないの？」
彼女がそんなことを話し始める。
「水泳部ははかないよ」
「私もはいてないし着けてない」
彼女がそんなことを言い両手両足を広げるので丸見えだ。
ぼくは笑ってしまう。
僕と遊んでいた三年生の娘が水泳部の練習に参加していないような気がする。
僕は彼女に何かあったのか考えてみたがあまり僕にとり、
良いことではないと思った。
僕は三年生の彼女には、
僕以外の恋人が出来たんだろうということにして、
あきらめようと思い始めている。
僕は目の前の娘のことを思っていた。
僕と遊んでいた三年生の娘は水泳部をやめてしまうらしい。
最後の大会に出ないのかもしれないという。
僕は深く考えなかった。
最初のコメントを投稿しよう！