彼女との再会

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水泳部の練習は慣れれば楽しい。 水泳部の娘たちの視線にも慣れてきて、 平気でプールサイドを歩きながら話したりするようになる。 水泳部はタイムを競うことを主にするのだが、 僕は泳ぐのが遅い。 当たり前だと思う。 すでに小学生になる前の頃に、 レッスンを受けていましたとかいうのがごろごろいる水泳部では、 遅い部類なのは当たり前だと思う。 なんだか水泳部員には、 可愛い娘が多いと思う。 そんなことを思いながら初めての水泳部の練習をした後、 三年生の水泳部員の娘が「君たち可愛いね」なんて僕たち一年生の水泳部員の男に向かって言うので、 少し怖かったけれど嬉しい。 その人の水着姿は良すぎると思ってしまうくらい、 僕には良いと思えた。 プールの男子更衣室に入ると体をタオルで拭いて着替えるのだが、 水着を脱いでみると僕の大事なものがすっかり反応しきっているので恥ずかしくなったが、 となりの一年生の男も反応しきっている。 彼も恥ずかしがっているような感じ。 三年生の男が笑顔で、 「君たち、 健康な証拠だぞ」と言う。 僕はタオルで体をかくすのをやめた。 水泳部員は男女ともにすっかり仲良くなってしまう。 中学生時代の陸上部員も似たようなものだったけれど。
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