1章

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「貸して、授業内容は俺が書くから」 「・・・」 俺達が日誌を書く間に、一人二人と生徒が帰っていく。 そして最後の一人が帰った瞬間、彼女は立ち上がって教室から出ていってしまった。 関わりたくないが故、俺と二人になることを避けたかったのだろうか。 しかし、彼女の鞄はまだここにある。 取り敢えず、戻ってくるまで待とうと思ったが、いつの間にか俺は睡魔に負けてしまった。
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