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「で?兄さんはどうして女子とお茶してるのかなー?」
「あ、歩ー。久しぶり」
喫茶店に着いた俺が目にしたのは、何故か同じクラスの女子達とお茶をしている兄の姿。
「あれ、結城くんどうしてここにいるのー?」
「え、てかこの人お兄さんなの?」
「よく見ると似てるねー」
女子が口々に言葉を発する。
「本当は駅までの道聞こうと思ったんだけど、面白い話してたから混ざった」
「・・・兄さん、帰ろうか」
すると兄さんは不服そうな顔をした。
「え、今盛り上がってるからムリ」
「帰ろうか」
「ムーーリーー」
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