3章

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思い出した。 確かあれは小学1年生になった頃。 入学式の次の日。学校からの帰り道。 小さな背中に大きなボロボロのランドセル。 独りで歩くその女の子は顔に大きな痣をつくっていた。 どうしてか分からない。 でも俺はそんな彼女に話しかけたんだ。 何て?なんで話しかけたんだろう?
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