3章

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「・・・」 黙っていてもその雰囲気で誰だか分かる。 「市橋さん?」 「美味しい・・・?」 彼女は俺が食べているハンバーグを見て遠慮がちに言った。 「うん、美味いよ」 「・・・」 「バイトは?」 「今、終わったから・・・」 よく見ると彼女は店の制服ではなく、学校の制服を着ていた。 「・・・」 「・・・」 無言の状態が続き、話しかけづらくなる。 しかし、その状態を意外にも彼女が破った。
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