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「何かあったの?」
「え?」
思いもよらない質問に、ハンバーグを取りこぼす。
「今日、ボーッとしてたから」
「いや、別に・・・」
あの夢のことを話したところで、彼女を困らせるだけだろう。
自分でもよくわかっていない夢のことだから、余計に。
「そっか・・・」
彼女はそう呟くと再び口を閉ざした。
ふと疑問に思った。
彼女はどうして俺と関わりたくないのか。
関わりたくないと言いながらも、今は自分から俺の前に座ったり、話しかけたり。
本当に関わりたくないのなら、こんなことするだろうか。
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