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まさか関わりたくと思われていたなんて考えもしなかった。
あまりのダメージに耐えられなかった俺は鞄を片手に教室をあとにした。
俺がいなくなった後、鳴海は彼女に向かい呆れた顔で言った。
「さすがにあの言い方はないだろ。あいつはお前のこと・・・」
「うん、知ってる。だから突き放すの」
「は？」
「私、結城くんと一緒にいたらきっと・・・抑えきれなくなっちゃうから」
鳴海はその言葉に息を呑んだ。
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