始業式~春の暖かい風に包まれて~

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呆けている連中が中々戻らないな。 「いつまで呆けてやがる」パン 俺は言いながら響くように猫だましをして呆けている連中を正気に戻したところで中に入った。中は空間を弄ってグラウンドと同規模の運動場に教室と最低限必要な物は全てそろえている。 「さてと、教室に入ったところで早速自己紹介してもらうか。俺はさっき全員の前で自己紹介したが奴良光ってんだ。親しい奴からはぬらさんて呼ばれたりするが好きなように呼んでくれ」 その後はルージュさんも軽く自己紹介をしてミラ達も自己紹介をしていった。今日はこれ以上は特に何もないし伝えることもなかったな。多分だけど。 「そんじゃ今日はこれで解散な。明日からは普通に授業やるから準備しとけよ」 「違うでしょ。まだ先ではあるけど、私達2-SSは2週間後に行われる1年生の使い魔召喚の監督役を学園長に頼まれてたでしょ。それじゃまた近くなったら伝えるけど、取りあえず覚えておいてね」 ルージュさんがそう言い今度こそ終わり多くの生徒が帰っていく中、いつメンに加えアリエスが残っている。何か用事でもあったかな?俺の知る限りじゃ何もなかったと記憶してるが。
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