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光side
季節は冬を超えて春になって気持ちいい感じだ。特に何か問題を起こした記憶はないが何故か学園長の爺さんに呼び出されている。全く、何を言われるか分からないが嫌な予感がするぜ。
「来てやったぞ。爺、それで何の用だ?」
俺はドアを開けて奥の椅子に座っているこの学園の学園長である爺に声をかけると爺は真剣な顔をしている。
「爺ではなく儂にはバズという名前があるんじゃがな。まぁ、それはおいて置きお主を呼んだのはこのためじゃ」
爺はそう言いながら机の引き出しを開けて1枚の書類を俺に渡してきた。取りあえず読んでみたが…
「ふざけてんのか?俺に教師をしろって言うのか?しかも1クラス新しく作って俺の選択で生徒を決めろと」
俺はそう言いため息を吐いた。何でこうも嫌なことに関しては俺の予感が当たるかな?
「まぁ、国としては君にはミラ君がいるから大丈夫だとは思うが念のために首輪をつけておきたいのじゃろ。先の戦争ははっきり言うとお主とその仲間のお蔭で勝ったと言っても過言ではない」
爺の言う通り確かにあれほどまでの圧勝をできたのは俺が組を動かしたのが大きいだろうな。だが俺がこの国を見限ってどこか別の国に付かないの措置か。
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