脇役的異世界無双物語

使い魔召喚？いや死神イベントの間違いだろｊｋ

ｷｰﾝｺｰﾝｶﾝｺ･･･ﾝ

「おし時間通りだな」

授業開始のベルと同時に着いた。1年生も教師も唖然とした顔をしていたが直ぐに教師が生徒達に使い魔召喚への説明を始めた。去年の例があるからきちんと禁忌召喚についても説明を行ってるな。

「それじゃ、最後にここにいるぬら先生に使い魔との契約に対しての注意をお願いします」

打ち合わせ通りだな。面倒だけど仕事だからな。

「使い魔は自分の盾や奴隷と勘違いしてる奴もいるみたいだからきちんと説明しておくと使い魔は主の盾ではなく対等な存在だぞ。その証に俺みたいな変わり者を除いて高位な使い魔は主の実力がたりないと契約していても言うことを聞かないこともあるから注意しろよ」

俺が注意事項を告げてから幾つかのグループに別れて魔法陣で召喚を始めている。多くの連中が大したことない魔物と契約してこのクラスは特に何事もなく終了した。

「それではみなさん、ぬら先生にルージュ先生、そして2-SSの生徒さん達に感謝を述べましょう」

「「「「ありがとうございました」」」」

そして次のクラスに移った。今日一日こんな退屈なことしないといけないかと思うと憂鬱だな。