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[GAOoooo]
奴は明鏡止水で見えなくなった俺を暫く探していた様子だったが見えなくなると俺から近くにいたミラに襲い掛かりに行った。前までなら助けただろうが今は境界を弄る能力に光属性も扱えるようになったから心配無用だな。
「私はヒカルみたいに戦うのはあまり好きじゃないですが何かを守るためなら致し方ありません」
ミラはそう言い、魔力を練った。凄い魔力の流れを感じるが何をするつもりなんだろうな?ま、大丈夫そうだけど一応声はかけるか。
「手伝おうか?」
「いいえ、今の私の強さをそこで見ていてください」
俺がミラに聞いたらはっきりと力強い声で返事をして俺の方を振り向いてほほ笑んだ。その顔に一瞬ドキッとした。全く、俺と出会った頃の弱気な少女とはとても同一人物とは思えないほどに成長したな。
「なぁ、戦闘狂て感染するのかな?wwww」
「確かにミラは前まで普通だったのに」
ふざけたことを言った雑草女にアリエスの2人は後で鉄拳制裁するとして今はミラの成長を見させてもらうかな。ミラ自身も俺との戦闘ばかりで成長を感じてないだろうから驚くだろうな。
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